ネット広告マンが語る業界の真実

インターネット広告代理店の業務内容や、新卒・中途向けの業界情報など、就職活動、転職活動向けの情報を発信。

インターネット広告代理店における5つの職種

f:id:nisycon:20180123004644j:plain

5つの職種とその役割、適正

営業、アカウントエグゼクティブ(AE)

【役割】
一般的には「営業」と呼ばれる職種は、意識が高いこの業界だと、「アカウントエグゼクティブ」という呼び方に変貌します。

かっこいいですね。

一般的な定義はクライアントの担当者となるため、クライアントの相談や要望、依頼の窓口という立場です。もちろん相談、要望に対して企画や施策を提案する立場でもあります。

また既存クライアントの成長もそうですが、新規案件を取ってくる動きも必要です。最大手代理店ではこの2つ仕事を完全分業化しているケースもありますが、殆どのネット広告代理店はこの2つの仕事を兼業しているケースが殆どです。

また新規営業の方法は、もちろん問い合わせによるものもありますが、殆どがテレアポによるものです。大手代理店に属している私でも、営業のフロアに行くとテレアポの声が聞こえてきます。

深堀はまた別の記事でしようと思います。


【適正】
・コミュニケーション能力の高さ
・折れないハート
・いわゆる一番広告マンらしい仕事をするので、それに憧れている人


クリエイター

【役割】
その名の通り、クリエイティブを作る人たちです。クリエイティブ関係の人を細かく職種に分けると大変なことになるので、ざっくり「クリエイター」としてしまいした・・・。(クリエイターの人ごめんなさい)

またクリエイティブにも大きくわけて2つあり、

  1. いわゆるPR企画を作る人
  2. 運用型広告におけるバナー(看板)を作る人

がいます。

前者こそ、すごいキラキラ・イケイケなイメージで後者は結構泥臭いイメージです。バナーを量産するような人たちです。

もちろんいずれもデザイナーやディレクターなどの役割があります。正直、広告代理店の価値の50%以上はクリエイティブです。(たぶん)


【適正】
・たぶんPhotoshop、illustratorなどが使えないと無理です。
 未経験からクリエイティブの部署に入った人は見たことないです。


プランナー、コンサルタント、フェロー

【役割】
たぶんこの職種が、一番呼び方にバラつきがあります。インターネット広告のほとんどが今や運用型広告です。この職種はその運用型広告のどの媒体で、どうやって広告を配信するのかプランニングする人です。

ちなみに筆者はこの職種になります。

これは企業によりますが、最近ではSEM(リスティング)専門、SNS専門、ADNW・DSP専門、インフィード専門のように、各領域ごとに担当を分けているようです。

また配信のための準備(入稿)や、配信後のレポーティングもこの職種が請け負うことが多く、その配信実績を元に次の一手を提案するのも役割の一つです。

また中小代理店だと、営業とプランナーを兼務していることがあり、受注した案件の配信手配からフィードバックまで全てを行うらしいです。(地獄)


【適正】
・けっこう論理的思考力が必要です。
・テクノロジー好き、新しいこと好きの人もおすすめかも。


エンジニア

【役割】
これもそのままですね。エンジニアです。
これもクリエイティブ同様、大きく分けて2つあり

  1. 新規プロダクトを作るエンジニア
  2. 既存クライアントの課題を技術で解決するエンジニア

がいます。

前者に関してはDMPや分析ツールの開発を行います。企業によっては別部署、別法人でやることもあります。こちらは高い先進性と、技術力が必要ですね。

後者は、例えばJavaScriptを使って詳細な来訪データを取得し、精度の高い広告配信を実施したり、データ分析ができる環境を整備したりなど、割と現場寄りの仕事をします。こちらは高い技術力というよりかは、一定の技術を安定的に稼働できる経験が必要ですかね。


【適正】
・この職種もわざわざ新卒をとるケースは少なく、
 ほとんどが中途採用となっています。
・言語も特に縛りはなし。(弊社はrubyメイン)
・JavaScriptに関する最低限の知識。


メディア担当、媒体担当

【役割】
これ、他では何と呼んでいるんだろう・・・
その名の通り、メディア・媒体社とやりとりをする人たちです。

やりとりをするのはメディア・媒体社の営業担当で、Yahoo!やGoogleの担当者から「こんな機能出たので使ってください!あわよくば出稿金額増やしてください!」と営業される立場です。

意外に憧れる人が多いらしいです。なんせYahoo、Google、Facebook、Twitter、Lineなどなど、一流のIT企業とやり取りができるのだから。カックイイ!

ただうまく機能せず、ただの新機能紹介屋さんになるケースも多いそうです。(ここだけの話、弊社では島流し的な扱いになっている気がします・・・)

また運用型広告だけでなく、純広告なども取り扱うことがあるため、業界に関する幅広い知見が必要となってきます。


【適正】
・一流企業と関わりたい人
・広く、浅くやっていきたい人


ほかにも色々な職種が・・・

書いてて思ったんですが、他にもいろいろな職種がありましたw

  • アナリスト(分析屋)
  • オプティマイザー(作業屋)
  • アシスタント(事務)
  • エバンジェリスト(!?)


適性を見つけるためにはどうすれば?

新卒の場合

新卒の場合は専門的な知識を必要としない(0から作り上げられる)、営業、プランナー、メディア担当に配属されるケースが多く、入社後の試用期間で適性を判断され振り分けていく会社もあります。

また上述の通り、中小代理店だと営業とプランナーが包括されているケースや、そもそもメディア担当がいないケースもあります。

まぁ大手に内定をもらえれば、入社後に適性を見極めてもいいと思いますが、今度の記事でもう少し各職種を深掘るので、参考にしてみてください。

クリエイターやエンジニアは専門知識が必要なので、最大手以外では殆ど新卒採用をしていないと思います。

※メディアなどではしてるケースもあります。

かっこいいデザイン&企画を作りたい!という人はデザインの学校に行きましょう。


中途の場合

新卒と違い、適性後配属というケースは少ない気がするので、慎重に決めましょう。

バリバリの営業経験者なら営業、ルート営業や店舗営業、事務などをやっていた人がプランナー、メディア担当を目指すケースが多いです。

またバリバリの営業経験者だけど、もうあまり外に出たくない・・・という人がプランナー、メディア担当で面接を受けるケースもあります。

クリエイター、エンジニアは新卒同様、スキルがないと入れませんが、最低限の知識があれば大丈夫だと思います。もちろんポートフォリオも必要ですが、どちらかというと広告に対する価値観への賛同のほうが、採用を決定するための要素として大きい気がします。

また職種について深堀をするので、その記事を参考にしてみてください。